ポイントを最大有効活用できる、おすすめクレジットカード6選!
クレジットカードは、インターネットや街中でのお買い物、さらに海外でも使える、安心・安全・便利なキャッシュレス決済の代表格です。
また便利さだけでなく、クレジットカードには支払額に応じてポイントが貯まるため、とてもおトクに利用できることが最大の魅力です。
そんなメリットの多いクレジットカードですが、その種類は数多く、「正直どれを選べばよいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カード選びに欠かせない「ポイント」に焦点を当て、おすすめのクレジットカードやポイントの貯め方および活用方法など徹底解説していきます。
自分にベストなカード選びの判断材料として、是非ご参考ください。
Index
1)クレジットカード選びは「ポイント」の有効活用も意識して
クレジットカードを利用して貯まったポイントは、次回以降の支払いに充当したり、商品と交換したり、他のポイントへ移行する等、さまざまな活用方法があります。
ポイントを貯めるほどお得になるので、効率的にポイントが貯まるカードを選びが重要です。
ここでは「ポイントが貯まりやすいカードの特徴」や、「ポイントの貯め方のコツ」についてご紹介します。
ポイント還元率の高いクレジットカードの基準
ポイントが貯まりやすいカードの特徴として「還元率の高さ」があげられます。還元率とは、クレジットカードの支払額に対して何パーセント、ポイントがもらえるかを示す数値のことです。
たとえばポイント還元率が10%の場合、カードで10,000円支払うと、1,000円分(10,000円×10%)のポイントが付与されます。(1ポイントは1円と換算)
要するに、ポイント還元率の高いクレジットカードほど、ポイントは貯まりやすくなります。
ポイント還元率はカードによってそれぞれ異なりますが、一般的には「0.5%程度」といわれています。 (1,000円の支払いで5円分貯まる)
そしてポイント還元率の高いカードは、「標準還元率1%以上」が目安となります。標準還元率とは、いつでもどこでも同一の還元率で適用されます。
多くのカード会社では、特定の日(誕生月や〇が付く日等)や特定の店舗でカードを利用すると、ポイントが数倍になるという特典があります。この特典をうまく活用すると、さらにポイントアップが見込めます。
ポイントの貯まりやすいカードの基準は、標準還元率が1.0%以上であることに加え、頻繁に利用するお店で特に還元率が高いことが条件となります。
ポイントをたくさん貯めるコツは?
ポイントを多く貯めるコツは、標準還元率1%以上の高還元率カードを選ぶことはもちろん、とにかくカード払いの機会を増やすことです。
ただし、「カード払いの機会を増やす」と言っても、リボ払い(分割払い)は利息が高く付いてしまいますので、ポイント獲得理由で利用するのはNGです。
支払い方法は原則「一括払い」としておいたほうが良いでしょう。
毎月の固定費をクレジットカード払いにするだけで、ポイントがかなり貯まりやすくなります。
固定費とは、通信料やガスや電気、水道代、保険料等など、定期的に必ず発生する費用のことです。
たとえばひと月の家計の固定費が5万円だった場合に、ポイント還元率1.5%だとすると、1ヶ月で7,500円分、1年で90,000円分のポイントを獲得することができます。
多くのカード会社では、新規入会特典として入会後の一定期間に限り、高い倍率のポイント還元を行っています。この期間に高額な支払いをカードで行えば、かなりのポイントが獲得できるでしょう。
また、新規入会以外でも期間限定のポイントアップキャンペーン等を行っており、一時的にポイント還元率が高くなることもあります。キャンペーンの内容や期間はカード会社により異なるため、こまめにチェックするようにしたいですね。
2) ポイントを貯めやすいおすすめクレジットカード6選
クレジットカードのポイント還元率やポイントを活用できる場所やシーンはそれぞれ異なります。
ここでは、ポイントの貯まりやすいおすすめのクレジットカードとして、6つ厳選しました。
それぞれのポイント還元率や、貯まったポイントが使える主な店舗についてご紹介します。
※還元率は標準還元率を掲載しています。
カードを使用する場所や期間によって、掲載の還元率よりアップすることがあります。
- 楽天カード
- ビュー・スイカカード
- JCBカードW
- オリコカード・ザ・ポイント
- dカード
- ヤフーカード
ポイント還元率と店舗一覧表
クレジットカード | ポイント名称と還元率 | ポイントが使える主なお店 |
---|---|---|
楽天カード | 「楽天ポイント」 1%(100円で1ポイント還元) | ・ファミリーマート ・マクドナルド ・吉野家 ・コーナン ・出光サービスステーション |
ビュー・スイカカード | 「JREポイント」 0.5%(1,000円で5ポイント還元) | ・Suicaにチャージ ・アトレ ・グランデュオ ・シァル ・セレオ |
JCBカードW | 「OkiDokiポイント」 1%(1,000円で2ポイント還元) 1ポイント=5円 | ・amazon ・JCBギフトカード ・ディズニーチケット ・マイルへ移行 |
オリコカード・ザ・ポイント | 「オリコポイント」 1%(100円で1ポイント還元) | ・amazonギフト券 ・iTunesギフトコード ・楽天ポイント ・Tポイント ・マイルへ移行 |
dカード | 「dポイント」 1%(100円で1ポイント還元) | ・ローソン ・ファミリーマート ・amazon ・マクドナルド ・マツモトキヨシ |
ヤフーカード | 「Tポイント」 1%(100円で1ポイント還元) | ・ファミリーマート ・ウェルシア ・蔦屋 ・マルエツ ・ガスト |
上記表でご紹介した6つのクレジットカードについて、それぞれどんな強みやメリットがあるのか、どんな人におすすめのカードなのかについて、もう少し詳しく解説していきましょう。
楽天カード
クレジットカード名称 | 楽天カード |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(100円で1ポイント還元) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | 楽天ペイ |
年会費 | 無料 |
ポイント有効期限 | 1年間 ※期間限定ポイントは異なります。 |
楽天カードの強み
楽天カードを発行している楽天株式会社は、クレジットカード以外にも楽天市場や楽天モバイル、楽天トラベル、楽天証券など、インターネットを通じたさまざまな事業を展開する「楽天経済圏」を築いています。
楽天が提供するさまざまなサービスと楽天カードを連携すると、ポイントの獲得倍率が上がり、獲得したポイントを楽天経済圏で活用できることが大きな強みです。
ポイント標準還元率は1%ですが、楽天SPU(スーパーポイントプログラム)という仕組みを利用して、楽天市場で買い物すると、最大16倍もポイント還元率がアップします。
楽天SPUとは、楽天の提供するサービスを使えば使うほど、楽天ポイントの獲得倍率がアップする仕組みで、
貯めた楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベル、楽天モバイル、ラクマ(楽天のフリマアプリ)等の楽天グループで利用できるほか、コンビニや外食店、ドラッグストアや家電量販店、書店など街中でも使えるお店がたくさんあります。
楽天カードは、こんな人におすすめ
楽天市場とはご存知のとおり、国内最大級のネット通販型総合ショッピングモールです。楽天市場で頻繁に買い物をするなら、支払いを楽天カードにするだけで、楽天SPUでポイント3倍、さらにスマホアプリ(楽天市場アプリ)を利用すると+0.5倍なので、あわせて3.5倍にアップします。
また楽天が運営する格安SIM、格安スマホを販売する「楽天モバイル」と契約している方は、ポイントが+1倍になります。
楽天が提供するスマホ決済「楽天ペイ」を利用すると、さらにポイント還元率がアップします。
スマホ決済とは、スマホのみで簡単に支払いができるキャッシュレスサービスです。
楽天ペイの支払元を楽天カードにして、スマホアプリ楽天ペイで支払いをすると、支払額の2%~5%のポイントが付与されます。
ビュー・スイカカード
クレジットカード名称 | ビュー・スイカカード |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%(1,000円で5ポイント還元) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | モバイルSuica |
年会費 | 524円(税込) |
ポイント有効期限 | 2年 |
ビュー・スイカカードの強み
ビュー・スイカカードは、JR東日本が発行するクレジットカードで、Suicaとしても定期券としても使用することができます。
標準還元率0.5%ですが、カードで切符や定期を購入したり、Suica入金を行ったときは3倍の1.5%の還元率になります。
年会費は534円かかりますが、利用明細をWeb交付にすると600ポイント付与されるため、実質年会費以上のポイントが貯まります。
貯まったポイントはSuicaにチャージすることができたり、商品券等と交換することができます。
また提携店となる「JRE POINT加盟店」で利用すると、1ポイント1円で利用することもできます。JRE POINT加盟店の主な店舗は「アトレ」「シァル」「グランデュオ」「ビーンズ」等の駅ビルが中心です。
さらにビューカード特別会員特典として、提携ホテルの割引や人気の各種公演チケットの優待、レンタカーやバスの割引などを受けることができます。
ビュー・スイカカードは、こんな人におすすめ
ビュー・スイカカード1枚で定期券、Suica、クレジットカードと3役果たし、オートチャージ機能もあるため、電車を利用する方に大変便利です。
オートチャージ機能は、Suicaの残額が一定以下になると自動で設定金額がチャージされるため、残高不足により改札で止まってしまうこともありません。
オートチャージは、クレジットカード一体型のビューカードだけでなく、もともと持っていたSuica(カード)やモバイルSuica(スマホアプリ)でも設定することができます。
Suicaは、乗車券としてはもちろん、自動販売機やコンビニ、スーパー、ショッピングモール等さまざまな場所で使えるプリペイドカード(電子マネー)です。
JCBカードW
クレジットカード名称 | JCBカードW |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(1,000円で2ポイント還元) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=5円 |
連携電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
年会費 | 無料(39歳まで申込み) |
ポイント有効期限 | 2年 |
JCBカードWの強み
JCBカードWはJCBが発行するクレジットカードで、標準還元率が1%以上の高還元率のクレジットカードです。
通常のJCBカードは、JCBのポイントプログラム「OkiDokiポイント」が1,000円で1ポイント(1ポイント=5円)貯まりますが、JCBカードWはその2倍の2ポイント(1,000円で10円)が貯まる仕組みです。
さらに「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」という一部の優待店舗でカードを利用すると、還元率が1.5%~5.5%とアップするため、ますますおトクにポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、JCBギフトカードやディズニーランドのチケットと交換できたり、amazonの支払いに充当(1ポイント3.5円)することもできます。
またnanacoポイントやビックポイント、dポイント等の他のサービスのポイントに移行して使うこともできます。
JCBカードWは、申込みはWeb限定で、18歳~39歳以下の方を対象としており、年会費は無料です。39歳を過ぎても年会費は無料のまま利用することができます。
JCBカードWは、こんな人におすすめ
JCBカードWは、通常のJCB一般カードに比べ、年会費が無料(家族カードも無料)であり、ポイント還元率も高いため、対象年齢の方におすすめです。
JCBのOkiDokiポイントは以下の優待店舗で利用すると倍率が上がります。
- スターバックス:10倍
- amazon:3倍
- セブンイレブン:3倍
- 出光昭和シェル(ガソリン代):2倍
- ビックカメラ:2倍
その他にも多くの店舗が対象となります。
またJCBが運営するポイント優待サイト「Oki Dokiランド」を経由して、ネットショッピングを行うと最大で20倍ポイントアップすることができます。Oki Dokiランドには、amazonや楽天、ヤフーショッピング、ベルメゾン等、人気モールから、旅行やグルメまでさまざまなネットショップが揃っています。
オリコカード・ザ・ポイント
クレジットカード名称 | オリコカード・ザ・ポイント |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(100円で1ポイント還元) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | QUICPay、iD |
年会費 | 無料 |
ポイント有効期限 | 1年間 |
オリコカード・ザ・ポイントの強み
オリコカード・ザ・ポイントは株式会社オリエントコーポレーションが発行する、高還元率のクレジットカードです。
ポイント還元率は通常は1%で、オリコ会員限定のポイントサイト「オリコモール」を経由してネットショッピングを行うと、還元率が2%以上にアップします。
オリコモールでは、amazonや楽天、ヤフーショッピング、ふるさと納税さとふる等、さまざまなネットショップで買い物することができます。ポイント還元率は2%から最大10%以上のショップもあります。
オリコカード・ザ・ポイントは年会費は永年無料で、ETCカードの発行費や維持費もかからないため、コストをかけずに利用でき、ポイントを貯めやすい特徴があります。
貯まったオリコポイントは、amazonギフト券やiTunesギフトコード、nanacoギフト、Tポイントや楽天ポイント、WAONポイント等のギフト券やポイントと交換することができます。
オリコカード・ザ・ポイントは、こんな人におすすめ
オリコモールでは、さまざまなネットショップに対応しておりポイント還元率が高いため、はネットで買い物することが多い方におすすめです。
上記で紹介したギフト券やポイント交換が1ポイント1円で、500ポイントからリアルタイムで交換ができます。
またANAやJALでマイル交換することも可能です。
その際は1,000ポイント単位で交換可能で、交換レートは以下の通りです。
ANA:1,000ポイントで600マイル
JAL:1,000ポイントで500マイル オリコカード・ザ・ポイントは、入会後6ヶ月間はポイント還元率2倍の2%にアップします。その間オリコモールで買い物をするとかなりポイントが貯まるため、これから半年の間にネットショッピングの需要がある方には特にオススメです。
dカード
クレジットカード名称 | dカード |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(100円で1ポイント還元) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | iD、d払い |
年会費 | 無料 |
ポイント有効期限 | 4年間 ※期間・用途限定ポイントは異なります |
dカードの強み
dカードはNTTドコモが発行する、高還元のクレジットカードです。
NTTドコモというと携帯電話やスマホの運営・販売を行っている大手キャリアですが、dカードはドコモユーザーでなくとも発行することができます。
標準還元率は1%と高く、さらにdカード特約店でカード決済を行うと、ポイント還元率が2%~5%にアップします。
主な特約店とポイント還元率は以下のとおりです。
- マツキヨ:3%
- ENEOS:1.5%
- オリックスレンタカー:4%
- メルカリ:1.5%~2.5%
- 紀伊國屋書店:2%
- コナカ:3%
- スターバックス/ドトールコーヒー:4%
- サカイ引越センター:4%
貯まったdポイントは、街中のさまざまなお店(ローソンやファミリーマート、マツモトキヨシ、マクドナルド、ノジマ等)やamazonやメルカリ等のネットショッピングで使うことができます。
またドコモ利用者は、毎月の携帯料金に充当することもできます。
dカードは、こんな人におすすめ
ローソンでは、dカード決済するだけで3%割引になります。さらにカード決済とカード提示をあわせると2%ポイント還元されるため、実質5%(3%+2%)もおトクになります。
ドコモ利用者には、「dカードケータイ補償」が適用されます。dカードケータイ補償とは、利用中の携帯電話が故障や紛失してしまい、新たに同一機種をdカードで購入する際に購入費用の一部(最大1万円)を補償してもらえるサービスです。
またNTTドコモが運営するポイント優待サイト「dカードポイントアップモール」を経由してネットショッピングを行うと、通常1%のポイント還元率が、1.5%~10.5%までアップします。
同サイトには、amazonや楽天、ヤフーショッピングやベルメゾン等、主要なネットショップが入っています。
ヤフーカード
クレジットカード名称 | Yahoo! Japanカード |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(100円で1ポイント還元) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | QUIC pay |
年会費 | 無料 |
ポイント有効期限 | 1年間 |
ヤフーカードの強み
Yahoo! Japnカードは、ソフトバンクグループの一つ「ワイジェイカード株式会社」の発行する、通称「ヤフーカード」と呼ばれるクレジットカードです。 ポイント還元率は1%と高く、年会費は永年無料です。
ヤフーカードは「Tポイント」を採用しており、全国のさまざまな提携店で、貯めること、使うことができます。
その主な店舗は以下の通りです。
- ファミリーマート
- ウェルシア
- ハックドラッグ
- 島忠ホームズ
- 蔦屋
- カメラのキタムラ
- マルエツ
- ガスト
- 吉野家
- ヤマト運輸
- SBI証券
上記の店舗はほんの一部で、全国のTポイント加盟店は膨大な数に及びます。
ヤフーカードはTカードと一体型のクレジットカードなので、TカードとしてTポイントを100円につき1%貯めることもできます。
よって上記のようなTポイント加盟店でヤフーカードを利用すると、ポイントを二重で獲得(クレジットカード+Tカード)することができ、どんどんポイントが貯まっていきます。
ヤフーカードは、こんな人におすすめ
ヤフーショッピングや、日用品の購入に便利なネットショップLOHACO(ロハコ)の支払いにヤフーカードを利用すると、通常の3倍となる3%もポイント還元されます。
また国内最大級のインターネットオークションサイト「ヤフオク!」で取引する際、ヤフーカードユーザーであれば、出品時に通常必要となる本人確認手続きが不要となります。
さらにヤフオク!にて商品代金の支払いにヤフーカードを利用すると、1%ポイント還元を受けることができ、おトク+便利に利用することができます。
まとめ)自分に合ったカードを選び、有効活用しよう!
クレジットカードを利用する場所やシーン、使用頻度などは人それぞれ異なります。
またポイント還元率やポイントの活用方法なども、利用するカードによって異なるため、自分のライフスタイルに合ったカード選びが重要となります。
今回ご紹介した中で、自分にベストなカードが見つかれば早速有効活用してみましょう。
どのカード会社でも新規入会特典として、高ポイントを付与したり、入会後数か月の間は通常より還元率を数倍上げる等、おトクなキャンペーンを実施しています。
カード会社や入会時期によってキャンペーン内容は異なるため、その点もしっかりチェックしたいところです。