楽天証券はおすすめ?メリット・デメリット、評判、口コミを紹介
近年、将来の資産形成や老後の資金のため、ネット証券で手軽に投資を始める方が増えています。
ネット証券は、低コストでありながら、利便性の高いサービスや充実したラインナップを提供しており、最近では特に新規口座開設数が急増しています。
そんな数あるネット証券の中から、SBI証券と並んで人気があり利用者数の多い「楽天証券」についてご紹介します。
今回ご紹介する楽天証券が自身のニーズや投資スタイルに合っているのか、判断材料に役立ててください。
Index
1)楽天証券は、どんな証券会社?
楽天証券は、楽天が手掛けるネット証券会社で、口座数400万口座、預かり残高は7兆654億円(2020年5月現在)と数あるネット証券の中でも、SBI証券に次いで第2位の規模を誇ります。
直近の2018年12月~2020年3月までの新規口座数は、15ヶ月で100万口座増え、ネット証券の口座増加率1位でした。この先、楽天証券がSBI証券を抜いて1位になることもありえるでしょう。
ちなみに2020年3月の新規口座開設者の72%が投資未経験者で、投資初心者でもわかりやすく、充実したサポートが人気です。
楽天証券は、楽天グループならではのポイントプログラムサービスやツールの使いやすさ、充実した情報量、低コストなど、多彩な魅力で今後ますます口座数の拡大が見込める注目のネット証券会社です。
楽天証券の基本情報
サービス名 | 楽天証券 |
---|---|
運営会社 | 楽天証券株式会社 |
総合評価 | 4.6 評判・口コミ紹介はこちら |
設立 | 1999年 |
取り扱い商品・サービス | ・国内株式 ・海外株式・海外ETF ・投資信託 ・債券 ・FX ・先物OP、商品先物 ・金・プラチナ ・楽ラップ ・NISA・つみたてNISA ・確定拠出年金 iDeCo(イデコ) ・IFA運用相談 ・銀行連携マネーブリッジ |
主な特徴 | ・取引で楽天ポイントが貯まる、使える ・マネーブリッジ(楽天銀行連携サービス) ・投信積立が100円から購入できる ・オリジナルの無料取引ツール(マーケットスピード、アイスピード) |
2) 楽天証券のメリット・デメリット
どの証券会社でもメリットとデメリットが存在します。
自身の投資方針や資産状況、おかれている環境において、ベストな証券会社を選ぶため、メリットとデメリットを整理してきちんと検討すべきでしょう。
以下、楽天証券のメリット、デメリットをわかりやすく、要点をまとめて解説していきたいと思います。
楽天証券のメリット
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
1.楽天カードクレジット決済で投信積立をすると、1%ポイント還元
楽天証券の投信積立は、豊富なラインナップと月々100円から始められる手軽さ、そして自動買付のため手間がかからないといった魅力があり、投資初心者や若い方に人気です。
毎月の投信積立を楽天カード決済にすることができ、そうすることにより積立額の1%がポイント還元される、とてもお得なサービスを提供しています。
毎月5万円までがポイントが付与される積立額の上限となっており、年間最大6,000ポイントがタダでもらえることになります。
このようなサービスを行っているのは楽天証券だけです。
楽天カードを使っているのであれば、投信積立は楽天証券で決まりでしょう。楽天で買い物をすることが多い方なら楽天カードを使って積み立てを検討する価値があります。
2.手数料が業界最安水準で、低コストで取引できる
楽天証券の国内株取引の手数料は、主要ネット証券の中でも最安水準を誇ります。(主要ネット証券とは口座数が上位5社となる、SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券と比較した場合です ※2020年4月現在)
料金体系は、一回の取引金額ごとに手数料が決まる「超割コース」と、一日の取引金額合計で手数料が決まる「いちにち定額コース」の2種類です。
初心者の方や中長期投資を考えている方なら「超割コース」で良いでしょう。超割コースの料金は、主要ネット証券の中でSBI証券と並んで最安水準です。また超割コースの手数料の1%がポイントバックされるため、さらにお得です。
3.日経新聞や四季報が無料で読めて、「マーケットスピード」も無料で使える
日経新聞が無料
楽天証券では、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス日経テレコンを楽天証券版として無料で提供しています。
日経テレコン(楽天証券版)では、日経新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJ(過去3日分)や日経速報などが閲覧できるほか、過去一年分の新聞記事を検索することができます。
スマホならスマホ株アプリ「iSPEED」、パソコンなら「マーケットスピード」よりアクセスします。
iSPEED | 楽天が提供する独自のトレーディングツールです。スマホ、iPad、Apple Watchに対応しています。 株価や市況・ニュースやチャートなどを利用者の欲しい情報に合わせて画面をカスタマイズして閲覧できます。 |
マーケットスピード | 楽天が提供する独自のトレーディングツールです。 リアルタイムで時価情報や板情報が確認でき、チャートやニュース、四季報など多様な情報も、一目でわかるよう表示されます。またアルゴ注文といって、事前に登録した条件に合致すると自動注文される機能も搭載されています。 |
日経テレコンを通常契約すると、月額8,000円~、日経新聞は月々4,277円~かかるため、通常版とは異なりますが最新のニュース等で足りるという方はかなり節約することができますね。
なおサービス提供時間は、月~土は6:00~翌5:00まで、日は6:00~15:00までとなります。
四季報が無料
四季報とは、東洋経済新報社が年4回(3月6月9月12月)発売する、全上場企業の業績や株価情報などがまとまった分厚い情報誌です。四季報も購入すると一冊2,000円~はしますし、書籍よりウェブ版のほうが読みやすく、場所もとりません。
こちらもスマホなら「iSPEED」、パソコンならログイン後のウェブ画面、もしくは「マーケットスピード」で閲覧できます。四季報発売日の早朝に情報が更新されるため、そのまま注文を出すこともでき大変便利です。
バロンズ・ダイジェストが無料
バロンズ・ダイジェストとは、アメリカで最も著名な投資週刊誌『バロンズ』の中から、日本の投資家にも役立つ記事を厳選し、抜粋・要約したレポートです。アメリカ株をやるには、情報収集に非常に強力なツールとなるでしょう。
楽天証券ではバロンズ・ダイジェストの情報を無料で参照することができます。Webページ、またはiSPEED、マーケットスピードから確認できます。
楽天銀行と連携したマネーブリッジで、優遇金利が適用
マネーブリッジは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携させるサービスで、設定すると楽天銀行の普通預金金利が0.1%に優遇されます。
メガバンクやゆうちょ銀行の普通預金金利は0.001%なので、その100倍ということになります。100万円預金すると1,000円(税引き前)利息がつくということです。
またマネーブリッジでは、楽天証券で買い注文時に、楽天銀行の預金残高より自動入金(スイープ)することができます。一方、証券口座にある資金を楽天銀行へ自動出金(スイープ)されるため、資金移動の手間なく0.1%の優遇金利を受けることができます。
他にも、楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすると、振込や入金、支払いなどの取引をするたびに、ポイントが貯まります。
このハッピープログラムは5種類の会員ステージをもうけ、ATM利用手数料や他行振手数料が月に決められた数だけ無料となったり、ポイント獲得倍率が上がり、高いステージにあがるほど、優遇が受けられる仕組みになっています。
楽天証券の口座開設申込みと同時に楽天銀行に申込みができるため、マネーブリッジはその後楽天銀行より申込みをする流れになります。楽天証券と楽天銀行をセットで開設することをオススメします。
楽天ポイントで投資信託や国内株式を購入できる
楽天証券には、ショッピングや旅行、楽天カードの利用などで貯まったポイントで、投資信託や国内株式を購入できるポイント投資という制度があります。
楽天ポイントには「楽天スーパーポイント」と「楽天証券ポイント」の2種類あります。
楽天スーパーポイントは楽天グループ全体で利用できるポイント(SPU)、楽天証券ポイントは楽天証券のみの利用となり、国内株式投資やSPUの適用外となります。
口座開設時は「楽天証券ポイントコース」となっているため、JALマイレージの「JMBマイル」への交換希望がなければ、「楽天スーパーポイントコース」への変更をオススメします。
ポイントは1ポイント1円から利用が可能で、投資信託の場合は積立でも利用が可能です。またSPUといって、投資信託を500円分以上、楽天スーパーポイントで購入すると、楽天市場のポイントが+1倍となるお得なサービスも受けることができます。ただしSPUは投信のみで国内株は対象外となります。
ポイント投資も楽天証券ならではの、楽天ユーザーに嬉しいサービスの一つですね。
楽天証券のデメリット
1.IPO投資を重要視するなら、他の証券会社も併用すべし
IPO投資とは、新規上場株に上場前に証券会社より公開価格で買付け、初値(上場日に初めてつく値)で売却して利益を得る方法です。
IPOは買付手数料がかからないため、非常に人気があります。楽天証券でもIPOの取扱いはありますが、取扱数は同じネット証券のSBI証券やマネックス証券、岡三オンライン証券などには及びません。
ちなみに2019年のIPO取扱数は26件で、SBI証券は84件、マネックス証券は45件、岡三オンライン証券は37件でした。2019年の取扱数は過去最高で、2018年は11件、2017年は7件ほどでした。今後取扱数を増やしていく可能性も高いですね。
IPOに当選するためには、配分の多い主幹事証券会社から抽選参加することもポイントですが、楽天証券はここ10年ほど主幹事の実績がありません。
主幹事はIPO全体の配分の8~9割を占めるため、主幹事でなければ単純に当選確率は低くなるのです。
楽天証券はIPO取扱数は決して多くはなく、主幹事となった実績もかなり少ないため、楽天証券のみで当選はあまり期待できません。IPO投資を重視する方は、他の証券会社と併用するのがオススメです。
2.毎日積立」がつみたてNISAしか対応していない
積立投資のメリットの一つとして「ドルコスト平均法」が挙げられます。
ドルコスト平均法とは、毎回定額投資することで、価格が安いときは多く、高いときは少ない量を自動的に買付け、結果として一定量ずつ買付けるより平均買付けコストを抑えることができる方法です。
通常は毎月決まった日に自動で積み立てられますが、積立頻度を「毎日」にすることが毎日積立です。
楽天証券も毎日積立に対応していますが、つみたてNISAのみで、特定口座、一般口座、一般NISAでは対応していません。つみたてNISA以外で毎日積立を利用したい場合は、他の証券会社で申込む必要があります。
3) 楽天証券は実際のところどうなの?利用した人の評判・口コミ紹介
ここまで楽天証券のメリット、デメリットをお伝えしてきました。
ここからは実際に楽天証券を利用している方の生の声をご紹介します。
楽天証券を利用して改めて良かったと感じること、悪かったと感じることなど、利用して初めて気づくことなど、口コミや評判を参考に、証券会社選びの参考にしてください。
楽天証券の評判・口コミ①「スマホからの操作が使いやすい!」
名前(年齢、お住まいの地域) | タクトさん(35歳、愛知県) |
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楽天証券利用歴 | 3年 |
楽天証券で運用している主な銘柄・商品 | 投資信託 ・楽天VTI (全米国式) ・ひふみプラス ・ゴールドマン・サックス インターネット戦略ファンド 個別株 ・楽天225ベア型2倍 ・SP500 ETF |
評価 | ★★★★★ |
楽天証券の良かった点・悪かった点は──。
- タクト
さん -
良い点:
スマホ、タブレットのアプリが使いやすく、サクサク購入、売却ができる。
投資信託の購入で楽天ポイントが1パーセント貯まる。また楽天ポイントは投資信託購入に当てることができるので、効率的に投資を行う事ができる。
各種手数料が安い上に商品も豊富で欲しいものが揃っている。また投資に必要な情報、コラムが頻繁にアップデートされていて、勉強になる。
悪い点:
強いて言うなら、ドルへの換金手数料が強豪他社より少し高いくらい。これも条件によっては同等レベルになるかもしれないので、ほとんどデメリットはないと考える。
また、アメリカ市場の情報更新のタイムラグが最近大きい気がする。
これから楽天証券を利用する方へのアドバイス
- タクト
さん -
投資をするなら各種手数料が安い証券会社を使うのがマストですが、楽天証券は手数料がとても安くおすすめです。
さらに、楽天ポイントが投資に使える事、楽天カードを使って投資信託を購入すると1パーセントのポイント還元があるのでこれを利用しない手はないと思います。
たった1パーセントですが、されど1パーセント。長く続けるとその差がどんどん生きてきます。
投資は短期勝負ではなく、長期で見るものなので、こういうユーザーフレンドリーなサービスを提供してくれる会社はぜひおすすめしたいと思います。
楽天証券の評判・口コミ②「楽天ポイントを利用している人は特におすすめ」
名前(年齢、お住まいの地域) | 楽賢太郎さん(52歳、香川県) |
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楽天証券利用歴 | 8年 |
楽天証券で運用している主な銘柄・商品 | バンガード・米国トータル債券市場ETF iシェアーズ MSCI コクサイETF エイチエスビーシー・バンク・ピーエルシー 豪ドル建債券 |
評価 | ★★★★★ |
楽天証券の良かった点・悪かった点は──。
- 楽賢太郎
さん -
良かった点と言えば何と言っても手数料が安いこと。
以前は野村証券で投資をしていたのですが、手数料の高さに困っていました。 そこでネット証券の利用を考え、最初に開設したのが楽天証券。
手数料が安いのはもちろんネット環境でも使いやすいしで、開設して良かったと思っています。
また、楽天証券に口座を持っていると楽天ポイントなどで色々と優遇があるので、それがかなり嬉しいですね。
「身近さ」を感じられる証券会社です。
これから楽天証券を利用する方へのアドバイス
- 楽賢太郎
さん -
楽天証券は、投資案件に関しての情報(メルマガ)がもらえて、手数料が安く、楽天ポイントももらえるという、メリットの多い証券会社です。
楽天で買い物をする等、楽天のサービスを利用している方であれば、最初に開設する口座としておすすめします。
最初は少額の投資信託やインデックスファンド、株主優待狙いで株式投資あたりから始めると大きな損もあまり出ないし良いかと思います。
楽天証券の評判・口コミ③「楽天証券は、手数料の安さがポイント」
名前(年齢、お住まいの地域) | ヨダさん(35歳、東京都) |
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楽天証券利用歴 | 3年 |
楽天証券で運用している主な銘柄・商品 | 株式と日経平均先物をメインに運用しています。 株式銘柄は 日本ギア工業 1000株 野村HD 6000株 iシェアーズ・コア 日経225 ETF 100口 日経平均先物は4枚保有しています。 |
評価 | ★★★★☆ |
楽天証券の良かった点・悪かった点は──。
- ヨダ
さん -
良かった点はやはり、株式の売買手数料の安さです。特に定額プランの手数料が安いです。
具体的には「1日の約定金額が50万円までは手数料無料」というプランがありますので、少額で取引をする人には向いていると思います。それから、ETFの一部が手数料無料という点が良いですね。
悪い点は個人的には特にありませんが、取引ツール操作が慣れないと難しいと感じることがあるかもしれません。
これから楽天証券を利用する方へのアドバイス
- ヨダ
さん -
少額で株式取引を始めるには手数料無料のプランがあるのでおすすめします。
逆に、大口で取引を考えているのであれば、楽天証券より手数料が安い証券会社があるのでそちらで取引をしたほうが良いと思います。
また、ネット証券なので基本的にネットで取引や手続きも完結しますのでネットに不慣れな方は利用が難しいかもしれません。
楽天証券を利用している人の評判・口コミまとめ
楽天証券を利用しているほとんどの人が、まずは手数料の安さに満足を示しています。
楽天証券のメリットでもお伝えしましたが、国内株式の取引手数料が業界最安水準で、これから国内株式の取引を始めたい方にはおすすめです。
他にも実際に利用してみて、サイトが見やすい、取引ツールが使いやすいといった声も多く見られます。
楽天証券のサイトは初心者から上級者までわかりやすい工夫がなされており、セミナーや勉強会、レポートといった教育コンテンツも非常に充実しています。パソコンだけでなく、スマホやiPadからもリアルタイムに取引ができるアプリも好評です。
そして何と言っても、楽天ポイントが得られるサービスや楽天銀行との口座連携と優遇金利、楽天カード決済によるSPU付与など楽天証券ならではの独自のサービスを提供していることが大きな強みで、愛用される要因ですね。
上記口コミでも、悪い口コミや不満の声はほぼありませんでした。楽天証券は、他にはないオリジナリティーあふれるサービスや取組みで、利用者の心をしっかり掴んでいます。
4)楽天証券を実際にはじめてみよう!楽天証券 口座開設の流れ
楽天証券の口座開設はとても簡単です。パソコンでもスマホでも必要事項を入力し、本人確認書類の写真をアップするだけで完了です。たった5分ほどで手続きが済んでしまうため、この機会にぜひはじめてみましょう。
なお口座開設に必要な本人確認書類は、氏名・住所・生年月日が確認できるもので、顔写真付は1点、顔写真無しは2点必要となります。運転免許証があれば1点で問題ないので、あらかじめ表面と裏面の両面の写真データを用意しておくとよいでしょう。
それでは順を追って流れを解説していきます。
① 楽天証券の公式ページにアクセス
楽天証券の公式ホームページにアクセスすると、一番目立つところに「口座開設はこちら」という案内表示が出てくるので、そちらをクリックします。
下記画面で、楽天会員の方と会員でない方、それぞれ該当する箇所をクイックします。
会員の方は、次の画面で楽天会員のIDとパスワードを入力します。
会員でない方は、そのまま個人情報の入力画面に進みます。
② 個人情報の入力
お客様情報の入力画面です。
楽天会員の方は会員情報に基づいて、自動で個人情報が入力された状態となっています。
会員でない方は、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスを入力していきます。
各項目の右側に「必須」と赤文字で表記されている箇所は、必ず入力する必要のある項目です。
③ 各種情報(納税・NISA・iDeCo・FX・信用口座)の選択/申し込み
個人情報の入力が完了したら、次は口座開設に必要な項目を選択していきます。
納税方法の選択
特に自身で確定申告する必要があるという方以外は、おすすめとされる、「確定申告は原則不要」を選択するとよいでしょう。「特定口座開設する。および源泉徴収あり」ということになります。
特定口座とは
…特定口座とは、投資信託などの取引で生じた譲渡損益等の計算を証券会社が代わって行ってくれる口座。これにより一般口座では必要とされる煩雑な確定申告の手続きを軽減できる。
特定口座については「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」があります。「源泉徴収あり」は株や投資信託を売却したときに利益を計算し税金を徴収してくれます。
「源泉徴収なし」は税金の計算はしますが徴収はしないので、利益が出た場合は確定申告が必要になります。
国内株や投資信託をメインに考えているのであれば、「源泉徴収あり」とすることをお勧めします。特定口座を開設せずに一般口座で株式や投資信託を購入すると、特定口座に戻すことはできないからです。
NISA口座の選択
続いてはNISA口座の開設の申込みについてです。
NISA口座は、運用益が非課税となる税制優遇制度です。口座開設と同時に申込むことも、開設後に申込むこともできます。
後からつみたてNISAと一般NISAを変更することも、一年毎に金融機関を変更することも可能です。投資初心者で積立をしてみようかと検討されている方は「つみたてNISA」がおすすめです。
NISA口座は、証券総合口座の開設よりも時間がかかる(金融機関の事務処理および税務署の二重講座でないことの確認がある)ため、同時に申し込みしておくとよいでしょう。
平成31年1月から税務署の二重口座確認前に口座開設、取引が可能となりました。ただし二重口座が判明した場合、買付日に訴求して一般口座へ移管されます。
追加サービスの選択
続いては、楽天証券に付随するサービスの申込みについてです。
「楽天銀行」「iDeCo」「FX口座」「信用取引口座」の4点について選択していきます。
楽天銀行は、「申込む」をおすすめします。楽天銀行はマネーブリッジによる証券と銀行口座間の自動入出金や優遇金利など、お得で便利なサービスを受けることができます。口座維持手数料なども一切かかりません。ここで申込んでおくとよいでしょう。
個人型確定拠出年金(iDeCo)については、興味のある方は申し込みをしてください。ここで「申込む」を選択すると、iDeCoの申込書やパンフレットが郵送され、改めてiDeCo申込書を返送して手続き開始となります。
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FX口座、信用取引口座はどちらも総合口座開設後に申込むことができます。
すべて入力が完了したら、最下部の「内容確認へ」をクリックします。
これまで入力した内容の確認画面へ切り替わるので、入力内容に誤りがないことを確認したら、「内容を確定する」をクリックします。
重要書類への同意
口座開設にあたり、規定等を確認し同意する必要があります。
「規定等を確認する」のボックス内に赤字「未閲覧」をクリックすると、同意事項が掲載されるので、確認し、「閉じる」をクリックします。「□上記の規定等に合意のうえ、口座開設を申し込みます。」のチェックボックスにチェックを入れ、「同意して次へ」をクリックします。
④ 本人確認書類の提出
あらかじめ用意しておいた本人確認書類のデータをアップロードします。
パソコン、スマホどちらからでもアップロードが可能です。
なお、本人確認書類が手元にない場合は後ほどアップロードすることも可能です。
また、本人確認書類を郵送で送りたい方は、いったんここで申込みを完了させ、楽天証券より口座開設申込書が届いた後、本人確認書類を同封し返送して手続きすることもできます。
まとめ)迷っているなら、まずは口座開設を!!
将来のために資産形成をしたいという方は、まず第一歩として楽天証券で口座開設することからはじめてみましょう。
また証券口座を作りたいけど、どこがいいかわからない。という方も迷わず楽天証券をオススメします。
楽天証券に口座開設することで、得をすることはあっても、損をすることはありません。
口座管理料(口座維持費)や開設手数料ももちろんかかりません。口座開設の手続きも、とても簡単で、あっという間に完了します。
楽天証券は、投資初心者から上級者まで幅広い年齢層の方に利用され、商品数、情報量、サービスやサポート、コストなど何をとっても文句のつけようのないネット証券です。