SMBC日興証券はおすすめ?メリット・デメリット、評判、口コミを紹介
ここのところ、将来の資産形成のため自助努力として投資など資産運用に関心を持つ方が増えてきました。
株式や債券等に投資をする際、どこの証券会社を利用すればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、国内有数の大手証券会社の一つ「SMBC日興証券」について、概要や評判、メリットやデメリット等徹底解説していきます。
SMBC日興証券は、広告やCM、街中の店舗など目にする機会はありますが、「実際どのような証券会社なのかはよくわからない」という方は意外と多いのではないでしょうか。
SMBC日興証券に興味のある方、自身の投資スタイルやニーズに合った証券会社をお探しの方は是非参考にしてください。
Index
1)SMBC日興証券は、どんな証券会社?
SMBC日興証券の基本情報
サービス名 | SMBC日興証券 |
---|---|
運営会社 | SMBC日興証券株式会社 |
総合評価 | 4.3 評判・口コミ紹介はこちら |
設立 | 2009年6月15日 |
取り扱い商品・サービス | ・株式 ・債券 ・投資信託 ・日興ファンドラップ ・年金・保険 ・投信つみたてプラン ・証券担保ローン(イージー・コムストックローン) ・個人型確定拠出年金(iDeCo) |
主な特徴 | ・豊富な商品ラインアップ ・2つの取引コース(総合コース/ダイレクトコース) ・IPO取扱実績の高さ ・日興フロッギーや少額投資など投資初心者向けサービスの充実 |
SMBC日興証券は、国内を代表する三大証券(野村證券・大和証券・SMBC日興証券)の一つです。
日本全国に140店舗を展開し、店舗でもネットでも取引を行える総合証券になります。
SMBC日興証券の歴史は古く、1918年(大正7年)に創業者となる遠山元一が、たった5名で川島屋商店を設立したのが始まりでした。
1944年に旧日興證券と川島屋證券合併し、日興證券が設立。その後、日興シティグループ証券→日興コーディアル証券と社名変更を経て、2009年三井住友フィナンシャルグループの一員となり、2011年4月に現在のSMBC日興証券となりました。
2020年9月時点の口座数は、235万口座、預り資産は64.2兆円を誇ります。
同社は対面営業だけでなく、オンライン取引やオンラインセミナーなどオンラインサービスにも注力しており、その満足度は、他社の総合証券と比べ高い評価を得ています。
SMBC日興証券は、創業から100年以上、長い歴史の中で培ったノウハウや顧客の信頼を手立てに、現在も国内有数の証券会社として進化を遂げています。
2) SMBC日興証券のメリット・デメリット
ここからはSMBC日興証券のメリット・デメリットについてそれぞれ解説していきます。
自身の投資方針や資産状況、おかれている環境においてベストな証券会社を選ぶため、メリットとデメリットを整理してしっかり把握しておきたいですね。
SMBC日興証券のメリット
1.「豊富な商品ラインアップ」と「2つの取引コース」
SMBC日興証券は、国内有数の総合証券だけに取扱商品は非常に幅広く、充実したラインナップです。
主な取扱商品は、以下が挙げられます。
- 国内株(現物/信用、IPO/PO、キンカブ、株式ミニ投資、るいとう、ETF、ETN、REIT)
- 外国株(米国、中国、ヨーロッパ、オセアニア、インド、ブラジルなど)
- 投資信託(投信積立、外貨MMF)
- 債券(円建て/外貨建て、国債/地方債、転換社債CB、仕組債)
- ファンドラップ(投資一任サービス))
- 証券担保ローン
- 年金、保険
- 一般NISA、つみたてNISA
- 確定拠出型年金(iDeCo)
- 公開買付け(TOB)
SMBC日興証券の口座タイプは、主となる「総合コース」と「ダイレクトコース」の2つがあります。
総合コース | 店舗窓口等でアドバイスや提案を受けながら取引を行う、対面営業専用の口座 |
---|---|
ダイレクトコース | パソコンやスマホを利用して、自分のペースで取引を行う口座 |
手数料は「ダイレクトコース」が大幅に安いですが、一部オンラインで取引ができない商品もあります。
口座開設時にどちらの口座か選択します。
どちらも口座管理料や口座開設費はかかりません。
2.ダイレクトコースの手数料の安さ
大手の総合証券は手数料が高いイメージがありますが、SMBC日興証券「ダイレクトコース」の手数料は大手総合証券の中で最安水準を誇ります。
以下は国内三大証券の国内株式(現物)の手数料を比較した表になります。
オンライン取引で、1回の取引金額で手数料が決まるコースで比較してみましょう。
※2020年11月時点 税込表示
1回の取引金額 | SMBC日興証券 (ダイレクトコース) | 野村證券 (ネット&コール) | 大和証券 (ダイレクトコース) |
---|---|---|---|
~10万円 | 137円 | 152円 | 1,100円 |
~20万円 | 198円 | 330円 | |
~30万円 | 275円 | ||
~50万円 | 440円 | 524円 | 1,897円 |
~100万円 | 880円 | 1,048円 | 3,795円 |
~200万円 | 1,650円 | 2,095円 | 9,603円 |
~300万円 | 2,200円 | 3,143円 | |
~500万円 | 3,300円 | 5,238円 | 15,411円 |
~1,000万円 | 4,950円 | 10,476円 | 26,136円 |
SMBC日興証券の手数料は他の2社と比較しても、かなり割安ですね。
またSMBC日興証券のダイレクトコースでは、信用取引の売買手数料が「0円」になります。
信用取引とは
信用取引とは、一定の保証金を証券会社に担保として預け、保証金の3.3倍の金額まで取引ができる制度です。手持ちの資金より高額な取引が可能となること、「買い」だけでなく「売り」からの取引もできること等のメリットがあります。
ただし、予想とは逆に相場が動いた場合の損失は大きく、ハイリスクとなることをきちんと理解しておきましょう。 ※信用取引はある程度投資経験を積んだ方向けの取引になります。
3.国内株式の少額投資・積立投資が充実
SMBC日興証券独自のサービスである「キンカブ」や「株式ミニ投資」は、国内株式を少額投資することができるサービスです。
「キンカブ」は、国内株式を「金額」もしくは「株数」を指定して100円からで購入できる制度です。
通常、国内株は、単元株(ほとんどが100株で1単元)単位で売買されます。そのため高額な銘柄になると、「資金が足りず買えない」ということもあります。
キンカブなら、どんな銘柄でも株価や株数に拘らず、100円から購入できるため、資金力に左右されることはありません。しかも、積み立てで買っていくことも可能です。
単元未満株(100株に満たない単位)を1株から売買できる制度は他社でもありますが、金額指定で株取引ができるサービスは、SMBC日興証券独自のサービスです。
一方「株式ミニ投資」は、単元株の10分の1、つまり10株単位で売買ができる制度です。
「キンカブ」や「株式ミニ投資」は、多くの人が気軽に株投資にチャレンジできるよう、また投資の幅が広がるよう考えられたサービスですね。
4.「日興フロッギー」で投資やお金に関する知識・情報を得られる
「日興フロッギー」とは、おもに投資初心者の個人投資家向けのオンラインサービスです。
サイトには投資に役立つ様々な情報や企業の紹介記事が掲載されており、そこで気になる銘柄があれば、すぐに買うことができます。
さらに、前述の「キンカブ」が適用されるため、上場企業やETF、 REITなどの約3,700銘柄を、100円から金額指定で売買することもできます。
また日興フロッギーでの売買手数料は、100万円まで買い手数料がかかりません。
以下は日興フロッギーの売買手数料です。
概算注文金額 | 買いの手数料 | 売りの手数料 |
---|---|---|
100万円以下 | 0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
日興フロッギーで購入した株は、単元未満株(100株に満たない株数)でも保有株数に応じて、配当金が受けられます。買い足して一定の株数(単元株など)に達すると、株主優待などの特典が受けられる場合があります。
また日興フロッギーでは、ドコモのdアカウントと連携することで、dポイントで投資をすることもできます。
100ポイントから投資ができ、記事(dポイントのアイコン有り)を読むだけで3ポイント(キャンペーン期間中はさらにアップ)取得することもできます。
通常、株式投資をする際、企業情報や市況、経済情勢など様々な情報を調べ、分析する必要があります。
日々忙しい社会人や学生、主婦にとってそのような事前準備は容易ではありませんが、日興フロッギーなら誰でも手軽に投資を始めることができますね。
「投資の勉強をしながら気になった株をすぐ買える」というコンセプトなので、少額投資やポイント投資、投資コストを抑えたい投資初心者の方にもぴったりのサービスです。
5.IPOの取扱実績が高い
SMBC日興証券は、IPO取扱実績が高く、IPO投資を目的とする方には欠かせない証券会社だといえます。
IPOとは
IPOとは新規上場株のことで、IPO投資とは上場前に証券会社より公開価格で買付け、初値(上場日以降に初めてつく市場価格)で売却して利益を得る方法です。
必ず公開価格より初値が上回るとは限りませんが、これまでの実績では8割以上、初値が上回っています。
IPOは買付手数料がかからず、高い可能性で運用益を得られるため、非常に人気です。
そのため希望者全員が取得できるわけではありません。
IPOは「引受を行っている」証券会社より応募を行い、当選者を決定しています。
SMBC日興証券は、IPOの引受実績が高く、主幹事(IPOの割当てが特に多い)の実績も多数あるため、一般的にIPOを取得できる確率が高くなります。
IPOの当選者は、各証券会社独自の方法で決められるため、すべてが平等に抽選というわけではありません。
資産状況や取引実績なども考慮して選考されることもあるため、大口顧客が優遇されることもあります。
100%完全な平等抽選を行うところ、抽選と半々で選考を行うところと証券会社により異なります。
SMBC日興証券は、IPOの抽選割合は10%と低いため、預かり資産が低く、取引が少ない個人投資家は当選のチャンスが低くなってしまいます。ただ、口座に250万円以上あれば、当選確率が高くなるステージ判定および抽選票数制を導入しています。
ステージを判定する際の預入金額は、証券口座にある資産と三井住友銀行にある預金残高の合算(バンク・アンド・トレードに登録必須)となります。
IPO投資を考えていて、資産に余裕のある方は是非とも使いたい証券会社です。
6.AIを使った株式に関するサービスが便利
SMBC日興証券では、AIを活用した「株式ポートフォリオ診断」や「株価見守りサービス」を利用できます。
株式ポートフォリオ診断は、AIが投資資金やリスク許容度、保有株式などを考慮し、より自分に合った効率的な運用が期待できるようにポートフォリオプランニングしてくれるといった画期的システムです。
●株式ポートフォリオ診断の仕組み(公式サイトより)
一方の「株価見守りサービス」は、AIの情報分析により株価の動向を予測し、AIが適切な売買タイミングと判断した時にはメールで知らせてくれるサービスです。
株価見守りサービスは、他証券で保有している銘柄に関しても登録すればサービスを利用することができます。
●AI株価見守りサービスの仕組み(公式サイトより)
SMBC日興証券のデメリット
1.総合コースの手数料が高め
SMBC日興証券は2つのコースのうち、店舗にて対面取引がメインとなる「総合コース」の手数料は、他社と同等の水準です。
一方で、「ダイレクトコース」を業界最安水準のネット証券と比較すると、やや高めになっています。
※2020年10月時点 税込表示
1回の取引金額 | SMBC日興証券 (総合コース) | SMBC日興証券 (ダイレクトコース) | SBI証券 楽天証券 |
---|---|---|---|
~10万円 | 1.265% (最低5,500円) | 137円 | 99円 |
~20万円 | 198円 | 115円 | |
~30万円 | 275円 | ||
~50万円 | 440円 | 275円 | |
~100万円 | 880円 | 535円 | |
~150万円 | 640円 | ||
~200万円 | 0.990% +2,750円 | 1,650円 | 1,013円 (3,000万円まで) |
~300万円 | 0.880% +4,950円 | 2,200円 | |
~400万円 | 0.825% +6,600円 | ||
~500万円 | 0.770% +8,800円 | 3,300円 | |
~1,000万円 | 0.660% +14,300円 | 4,950円 |
上記表では、1回の取引金額ごとに手数料が決まるコースを比較しています。
直接アドバイスや相談をしながら取引を行う「総合コース」は、人件費や店舗運営費等のコストが上乗せされ、手数料は割高となっています。
手数料を最優先される方は、「総合コース」より「ダイレクトコース」を選択すべきでしょう。
2.投信積立は1,000円から月単位のみ
投資信託とは
投信積立とは、毎月決まった日に一定額の金融商品(主に投資信託)を買付ける方法で、長期的な安定した資産形成を目指す運用です。少額から手軽に始められるため、投資初心者の方にも適した運用方法です。
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この積立投資を推奨する代表的な制度として「つみたてNISA」があげられます。
つみたてNISAとは
「つみたてNISA」は、投資で得た運用益(分配金や売却益など)が、非課税となり、運用益が丸々手元に入るお得な制度です。
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SMBC日興証券は、「つみたてNISA」の対象銘柄を147本、投資信託は1,080本と豊富に取り揃えています。
毎月の積立額は1,000円以上と決まっています。国内株の場合は100円から買えましたが、投信積立は1,000円からとなります。一方、他社の投信積立は100円から積立可能となる場合も多く、積立頻度も月単位だけでなく、週単位、日単位が可能です。
SMBC日興証券の積立投資は、月単位のみで1,000円~と決まっているため、細かく設定したい方には他社の方が魅力かもしれません。
3) SMBC日興証券は実際のところどうなの?利用した人の評判・口コミ紹介
ここまでSMBC日興証券のメリットやデメリットについてお伝えしてきましたが、実際のところはどうなのでしょう?
ここからは実際にSMBC日興証券を利用している方の生の声をご紹介します。
SMBC日興証券を利用して改めて良かったと感じること、悪かったと感じることなど、利用して初めて気づくこと、感じることは意外と多いかもしれません。
そのような口コミや評判を参考に、さらにSMBC日興証券の理解を深めていきましょう。
SMBC日興証券の評判・口コミ①「IPO投資を積極的にしていきたい方には特におすすめ」
名前(年齢、お住まいの地域) | マロンさん(42歳、千葉県) |
---|---|
SMBC日興証券利用歴 | 2年 |
SMBC日興証券で運用している主な銘柄・商品 | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)30万円 三井住友・DC年金バランス50(標準型)30万円 |
評価 | ★★★★☆ |
SMBC日興証券の良かった点・悪かった点は──。
- マロン
さん -
良かった点は、IPO投資に強くAIを活用した「株式ポートフォリオ診断」や「株価見守りサービス」などが利用できる点にあります。
それにSMBC日興証券は財務体質や企業の信頼性が高いので、つみたてNISAなどの長期の運用に適していると思います。
一方デメリットは、支店のコンサルタントと相談しながら資産運用できる「総合コース」の取引手数料が割高な点です。
これからSMBC日興証券を利用する方へのアドバイス
- マロン
さん -
SMBC日興証券はIPOに強い証券会社と知られていますので、IPO投資を積極的にしていきたい方には特におすすめします。
コースによって取引手数料が変わってきますので、その点は注意が必要です。
取引手数料は総合コースだと割高になりますが、ダイレクトコースであれば取引手数料は割安になります。
ただしダイレクトコースにしても他社の方がもっと割安になりますので、取引手数料だけを考えるとSMBC日興証券以外も選択肢の視野に入れておいた方が良いです。
また、IPO投資やAIを活用した「株式ポートフォリオ診断」や「株価見守りサービス」などが利用できる点が魅力的です。
AIが投資資金やリスク許容度そして保有株式などを考慮して、より自分に合った効率的な運用が期待できるようにポートフォリオプランニングしてくれるといった画期的システムがあります。
これらを利用したいのであれば、SMBC日興証券はおすすめです。
SMBC日興証券の評判・口コミ②「国内外の金融商品の豊富さ、手数料の低さが魅力」
名前(年齢、お住まいの地域) | カズオさん(41歳、東京都) |
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SMBC日興証券利用歴 | 18年 |
SMBC日興証券で運用している主な銘柄・商品 | SMTグローバルインデックス 50万円 世界経済ファンド 110万円 アメリカ債券(スプリット債券) 50万円 |
評価 | ★★★★☆ |
SMBC日興証券の良かった点・悪かった点は──。
- カズオ
さん -
国内外の金融商品の豊富さ、手数料の低さは業界トップクラス(オンライン取引)。
サイトも見やすくて初心者の方でも簡単に取引ができます。また、個人投資家から絶大な人気を誇るIPO。
日興証券は主幹事、幹事になることが多く、IPOファンには必須の証券会社です。
普段から三井住友銀行を使う方は、「バンク・アンド・トレード」と言う、手数料が無料で即時入出金ができる便利なツールが用意されており、大変便利です。
これからSMBC日興証券を利用する方へのアドバイス
- カズオ
さん -
国内外の金融商品の豊富さには大満足ですが、アメリカ個別株や、外国ETF、米国スプリット債券(購入するときはネットから可)を売却する場合、ネットからは出来ず、オペレーターの方に電話してやり取りする必要があり、結構面倒な作業になります。
投資家から大人気のIPOですが、日興証券にはステージ制が導入されており、資産の預入金額でランクがアップします。それに伴い、IPOの抽選に当選する確率も上がります。
ステージを判定する際の預入金額は、証券口座にある資産と三井住友銀行にある預金残高の合算(バンク・アンド・トレードに登録必須)となります。IPO投資に興味があり、三井住友銀行に貯金がある人にはオススメな証券会社です。
SMBC日興証券の評判・口コミ③「SMBC日興証券は、多くの外国株式を取引できる」
名前(年齢、お住まいの地域) | ときよりさん(45歳、埼玉県) |
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SMBC日興証券利用歴 | 5年 |
SMBC日興証券で運用している主な銘柄・商品 | 国内株式(銘柄:東急建設) 約30万円 |
評価 | ★★★★☆ |
SMBC日興証券の良かった点・悪かった点は──。
- ときより
さん -
良かった点は、多くの外国株式を取引できる点です。
現在は保有していませんが、一時期インドの株式を保有していました。
この証券会社では、アメリカや中国の株式だけではなく、オーストラリアやインド、ヨーロッパ各国などの株式を購入できる点が大きなメリットです。
悪い点は、現物株式の売買手数料が、他のネット証券会社と比べるとやや高めに設定されていることです。
100万円の株式取引をした場合は880円の手数料が必要となります。
他のネット証券では500円未満に設定されているケースもあるため、ここは改善してほしいなと思います。
これからSMBC日興証券を利用する方へのアドバイス
- ときより
さん -
IPOや株式売り出しへの応募に利用したい人に適した証券会社だと思います。
日常的に売買をしなくても口座に多額の資金を置いておけば、IPOや株式売り出しに応募したときに当選する確率が高いと思います。
SMBC日興証券の評判・口コミ④「カスタマーサポートセンターの人の対応が丁寧」
名前(年齢、お住まいの地域) | くにこさん(38歳、広島県) |
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SMBC日興証券利用歴 | 3年 |
SMBC日興証券で運用している主な銘柄・商品 | 日経平均株価連動型投資信託 10万弱 グローバルリート投資信託 10万弱 国内株式の飲食小売業(複数) 合計 20万円ほど |
評価 | ★★★★☆ |
SMBC日興証券の良かった点・悪かった点は──。
- くにこ
さん -
SMBC日興証券の良かった点は、カスタマーサポートセンターの方の対応が丁寧で良かったことです。
他のネット証券に比べて、カスタマーサポートセンターの人の対応が丁寧だなと感じました。
初心者の方だといろいろ聞きたいことなど出てくると思うので、その点は良いなと思います。
残念だった点は、信用取引をする際に画面上で手続きが終わらないこと、住所変更等の手続きをする際は自分で専用の書式をプリントアウトして郵送しないといけないことです。
SMBC日興証券の評判・口コミ⑤「SMBC日興証券は、投資初心者に大変わかりやすい説明をしてくれる」
名前(年齢、お住まいの地域) | 名無しさん(24歳、東京都) |
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SMBC日興証券利用歴 | 4年 |
SMBC日興証券で運用している主な銘柄・商品 | TOPIX連動型インデックスファンド SPDRゴールド・シェア SPDR S&P500 ETF 日本取引所グループ |
評価 | ★★★★☆ |
SMBC日興証券の良かった点・悪かった点は──。
- 名無し
さん -
SMBC日興証券は、信用取引を用いて株式を購入すれば株式売買手数料が無料になるので、その点が気に入っています。
ですが、株式の売買ツールがやや貧弱で。「クリック一つ」で株式の売買ができない点にストレスを感じるときがあります。
これからSMBC日興証券を利用する方へのアドバイス
- 名無し
さん -
これからSMBC日興証券を利用するならまず信用取引口座を開く必要があります。必須ではないのですが、SMBC日興証券の利点の半分は信用口座を開いて株式売買手数料を無料にすることにあるからです。
…まあ、私の一見解ですけれどね。
それをしないでSMBC日興証券で株式取引をするということは、「栗の入っていないモンブランを食べる」のと同じようなものです。
SMBC日興証券を利用している人の評判・口コミまとめ
SMBC日興証券のIPOは、取扱実績は国内トップクラスで主幹事銘柄も多いため、IPO投資家に人気が高く、口座開設は必須だと考えている方も多いようです。
またダイレクトコースでは、IPO優遇特典が導入され、資産残高が高いほどステージが上がり当選確率がアップする(最大25倍)「ステージ別抽選」が実施されています。
また、AIを活用した「株式ポートフォリオ診断」や「株価見守りサービス」に魅力を感じている方もいますね。
SMBC日興証券は、安定性があることに加え、手数料の安さ(ダイレクトコース)も魅力です。特に信用取引をしている多くの投資家は、SMBC日興証券を愛用していますね。
店舗などでの対応はもちろん、コンタクトセンターでの対応も高評価です。
同社のコンタクトセンターは、総合コースだけでなくダイレクトコースの利用者にも対応しており、取引や問合せを受けるためフリーダイヤルを設けています。
他社の総合証券やネット証券は有料ダイヤルが多い中、フリーダイヤルを設けていることは、ユーザーファーストだといえるでしょう。
証券口座と三井住友銀行の口座をつなぐ便利なWEBサービス「バンク&トレード」も便利なサービスとして評価が高いですね。
「バンク&トレード」は、証券口座と銀行口座を連携させることで、両口座の残高を1つの画面で確認できたり、口座間の入出金を即時に実行することができます。
4)SMBC日興証券を実際にはじめてみよう!SMBC日興証券 口座開設の流れ
SMBC日興証券の口座開設の流れについて、順を追って説明していきます。
SMBC日興証券の口座開設の方法は、①来店、②郵送、③オンライン、のいずれかの方法になります。
ここでは、PCで「③オンライン」の方法で開設を行う、オンライントレード専用の「ダイレクトコース」の開設手続きの手法を説明していきます。
① SMBC日興証券の公式ページにアクセス、口座開設ページへ
SMBC日興証券のホームページのトップ画面の上部の真ん中にある「口座開設」をクリックします。
上記画面では、ネットや郵送、来店など開設方法の選択ができます。
ここでは画面上部の「ネットで口座開設」の「今すぐ口座開設」(赤枠内)をクリックします。
ネットでの口座開設は、自身の情報の入力と本人確認書類の提出(Webアップロードorも郵送)の2ステップで完了します。
画面下部の同意事項を確認していきましょう。
同意事項を確認し、「同意して口座開設」をクリックします。
② 個人情報の入力
ここからは、個人情報を入力していきます。
氏名・性別・生年月日・メールアドレス・住所まで入力したら、画面下部の「次へ」をクリックします。
③ 本人確認書類のアップロード
本人確認書類の提出方法は、「Webアップロード」と「郵送」の2つがあります。
本人確認書類をWebでアップロードする場合は、以下のいずれかを用意しておきましょう。
①マイナンバーカード
②通知カード+運転免許証またはパスポート
上記が無い場合は、郵送で提出します。
郵送での本人確認書類として、
③個人番号の記載のある住民票の写し+運転免許証(それぞれコピーでOK)が必要です。
「Webアップロード」か「郵送」か、どちらかを選択し、提出書類の組み合わせを選択します。
Webアップロードする場合は、上記の画面より確認書類の両面をそれぞれアップロードします。
アップロードが完了したら、下部の「次へ」をクリックします。
④ 各種情報の入力
本人確認書類の提出が完了すると、以下のような各種情報入力画面となります。
※郵送の場合は、後ほど郵送手配を行います。
ここからは、口座開設に必要な情報を入力していきます。
送金先口座を登録します。
証券口座にプールしてあるお金(株式等の売却金、配当金、債券の償還金等)は、好きな時に本人口座の金融機関(銀行等)に出金することができます。
その出金先の金融機関の口座(本人名義)を登録します。
※口座開設後に変更を行うことも可能です。
次に「NISA」と「特定口座」についての申込事項を入力していきます。
NISA口座は、投資で得た売却益や配当金等の運用益が非課税となる口座のことです。
「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類あり、口座開設と同時に申込むことが可能です。
ただしNISAは1人1口座のみと決まっているため、どちらのNISAに申込むのか、どの金融機関で申込むのか、はっきり決まっていない方は、ひとまずここでは申込まず検討後に申込むでもよいでしょう。
※ここで「初めての方におすすめのセット」にチェックを入れてしまうと、「つみたてNISA」の申込みがされてしまいます。
NISA口座の申込みを希望しない場合は、「自分で選択」にチェックを入れましょう。
「自分で選択」にチェックを入れると、以下3点についてそれぞれ選択する必要があります。
・NISA口座について
・株式の配当金等の受取方法について
・特定口座の申込みについて
NISA口座については、前述のとおり検討後に申込むことも可能です。その場合は「不要」にチェックを入れておきましょう。
株式の配当金等の受取方法は、以下2つから選択します。
「証券口座で受け取る(株式比例配分方式)」は、保有している株数に応じて、証券口座に配当金が振り込まれる方法です。
「発行会社から直接受け取る(配当金領収書方式)」は、発行会社から株主宛てに届く「配当金領収書」を郵便局等に持っていき受領する方法です。
NISA口座を申込む場合は、「証券口座で受け取る(株式比例配分方式)」を選んでおかないと、NISA口座で受け取った配当金が非課税になりません。
既に他社でNISA口座を保有しており、株式比例配分方式を選択中の方も「証券口座で受け取る(株式比例配分方式)」を選んでおきましょう。
特定口座とは
売買内容の記録や損益の計算を証券会社が代わりに行ってくれる口座をいいます。
「源泉徴収あり」は、証券会社が取引の都度、利益から税金を徴収して、税務署へ納付するため、自身で確定申告をする必要がありません。
特定口座については「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」があります。「源泉徴収あり」は株や投資信託を売却したときに利益を計算し税金を徴収してくれます。
会社員などで、給与所得が2,000万円以下の場合、売却益などが20万円まで申告不要となります。その年の売却益などの見込みが20万円以下の場合「源泉徴収なし」を選択すると所得税が実質非課税になります。
投資初心者の方や確定申告の手間を省きたい方、自身で確定申告をする必要のない方は「特定口座の開設を申込みます(源泉徴収あり)」にチェックを入れると良いでしょう。
最後に、都道府県と最寄りの店舗を選択したら、「次へ」をクリックします。
「1.契約締結前交付書面」「2.約款・規定集」「3.MRF目論見書」の3つの文書を確認・同意をしたら、「上記に関して、同意いたします。」にチェックを入れます。
「次へ」をクリックします。
ここまで入力した個人情報など、誤りがないか確認します。
反社会的勢力でないことの表明、確約に関する同意について、チェック欄にチェックを入れます。
続いて、口座開設にあたって法令上確認すべき質問の答えを入力していきます。
(投資経験や目的、興味のある取引について、資産状況等)
最後まで漏れなくチェックを入れたら、「入力完了」をクリックします。
入力が全て完了すると、登録したメールアドレスに「マイページへのログインのお願い」というメールが届きます。
メール本文にマイページログインのリンクが記載されているので、そこをクリックします。(赤枠の箇所)
上記のようなログイン画面へと切り替わります。
登録したメールアドレスと、メール本文に記載されたパスワード(生年月日の数字8ケタ)を入力し、ログインしましょう。
ログインができたら、口座開設の申込手続は完了です。
⑤ 口座開設通知の受け取り
申込み完了後、2~3日後に以下2点の書類が個別に届きます。
・口座開設の案内
・オンライントレード(日興イージートレード)の仮パスワード
それぞれに記載されている「支店コード」「口座番号」「仮パスワード」は、ログイン時に必要になります。
仮パスワードは初回ログイン後に変更しておきましょう。
以上で、SMBC日興証券の口座開設の手続きはおしまいです。
まとめ)迷っているなら、まずは口座開設からはじめてみては?
SMBC日興証券は、国内を代表する三大証券の一つで、歴史と信頼を積んだ安定した総合証券です。
昔ながらの対面営業スタイルと、現代社会に適合したオンラインスタイルを併用し、幅広い年齢層の投資家から高評価を得ています。
特に、これまであまり投資に興味のなかった人や、投資初心者に対して、投資を学べる場(オンラインセミナーや日興フロッギーなど)を提供し、誰でも気軽に投資をはじめられるようなサービス・制度を設けているのも特徴的です。
他の総合証券と比較して、個人投資家ファーストが強い証券会社だと感じます。
SMBC日興証券に口座開設するだけで、投資に役立つ情報を得られ、知識を深めることができるでしょう。
取引ツールの利用も無料で、口座維持費や入出金手数料など、口座保有にかかる費用は生じません。
将来のために資産運用をしたい方はもちろん、投資の勉強したい方、投資の幅を広げたい方も、まずはSMBC日興証券で口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。