
メルカリを始めたい!メルカリの始め方&上手な活用術を紹介!

最近では、不用品をすぐに廃棄する人が減り、新品ではなく中古品を購入する人が増えています。
その背景には、フリマアプリを使って、個人間で手軽に簡単に売買取引が可能となったことがあげられます。
フリマアプリとはスマホ一つで、オンライン上で出品、購入、決済ができるフリーマーケットアプリのことです。
そんなフリマアプリの国内シェア1位を誇るのは、ご存じの方も多い「メルカリ」です。
今回はそんな「メルカリ」の概要や特徴、使用方法や注意点等を徹底解説していきます。
フリマアプリ初心者の方や、「メルカリに興味があるがまだやったことがない」方、いまさら聞けないメルカリの基本情報、始め方等わかりやすくお伝えしたいと思います。是非ご参考ください。
Index
1)メルカリとは、どんなサービス?人気の理由は?

メルカリのサービス概要
メルカリは、スマホを使ってネット上で出品者と購入者が、個人間で取引を行えるフリーマーケット(フリマアプリ)です。
株式会社メルカリが企画・開発・運用を行い、2013年7月よりサービスが開始しました。
2018年6月に東証マザーズに上場した成長企業で、取引総額はなんと6,259億円にも上ります(2020年6月公表)。
ちなみに「メルカリ」の名前の由来は、「マーケット」の語源ともされる、ラテン語の「商いする(mercari)」からきているそうです。
メルカリのサービスは、スマホアプリをダウンロードし、誰でも簡単に個人間で売り買いができます。
売りたいときは、商品の写真を撮影し商品説明を入力します。買いたいときは、商品を選び「購入手続き」をタップし、支払い方法を選択します。どちらも非常に簡単でスピーディーに行うことができます。
会員登録や月会費、クレジットカードの手数料は一切不要で、商品が売れたときのみ販売手数料として取引金額の10%が差し引かれる仕組みとなっています。
なぜメルカリがここまで人気なのか
メルカリのユーザー数は約1,745万人(2020年6月公表)です。
ちなみに東京都の総人口は約1,399万人(2020年7月調べ)なので、メルカリユーザー数がどれだけ多いのかよくわかりますね。
2016年度のメルカリユーザー数は396万人であったので、5年足らずで4倍以上増えていることになります。

参考:株式会社メルカリ「2020年6月決算説明会資料」より
ここまで爆発的にユーザー数を伸ばし、取引金額も膨大な理由には、メルカリを利用するメリットが大きく関与しています。
フリマアプリとしてメルカリを利用するメリット

メルカリは出品、購入、決算までスマホ一つで簡単に行うことができます。
いつでもどこでも好きな時に好きな場所で操作でき、手軽にすきま時間を活用できるメリットは非常に大きいですよね。
メルカリでは、売る側が価格設定できることも特徴の一つです。
ネットオークションで有名な「ヤフオク!」等は、買う側が価格を設定しますが、メルカリはその逆です。
そのため商品を即時購入する方も多く、取引を迅速に進めることができます。
メルカリのユーザー数は、他のフリマアプリ(ラクマやPayPayフリマ等)と比較しても圧倒的に多いため、売買が成約されやすい傾向があります。
売る側にとっては、早く高く売れる可能性が高く、買う側にとっては、豊富な商品から安く購入できる可能性が高くなります。
また、多くのメルカリユーザーより、メルカリの発送手続きは「手軽で便利、安心安全だ」と好評です。
メルカリには、郵便局と提携した「ゆうゆうメルカリ便」と、ヤマト運輸と提携した「らくらくメルカリ便」といった独自の配送サービスがあります。
どちらも匿名配送(出品者と購入者の氏名や住所を互いに教えずに取引できる)が可能で、宛名書き不要(配送用コードを生成)であったり、送料が全国一律など、利便性や安全安心に優れたサービスになっています。
他にも、ヤマト運輸と提携した「たのメル便」というサービスも提供しています。「たのメル便」は、購入後に集荷依頼をするだけで、集荷・梱包・搬出とすべてプロが行ってくれるサービスです。
面倒な発送手配や個人情報保護の観点からも、メリカりの発送サービスは「安心安全、便利、手軽」と三拍子揃っています。
メルカリでは、どんな商品が人気・売れやすいの?
メルカリにはあらゆる商品がありますが、中でも人気のもの、売れやすいものはどのようなものなのでしょうか。
以下は、売れやすい商品とその理由についてまとめてみました。
カテゴリー | 主な商品 | 理由 |
---|---|---|
季節商品 | 夏物・冬物衣類、サンダルやブーツ、入学式や卒業式用のフォーマルファッション、エアコン、扇風機、かき氷機、ヒーター、ハロウィンやクリスマスのグッズ等 | 季節(期間)限定で需要が高まる商品。 そのシーズンが始まる1,2か月前頃から検索を始めるユーザーが多いため、売れやすい。 |
スマホ・パソコン・ゲーム関連 | スマホ(iPhone等)、パソコン(ノート型、タブレット)、ゲーム機(Nintendo Switch、プレステ等) | 季節商品とは対照的に、通年需要が高い商品。もともと高価なもので、生活必需品又は使用頻度が高いので、幅広い層に人気。少し古い型でも売れやすい。 |
子供・ベビー用品 | 子供・ベビー服、イス、おもちゃ、靴、カバン、ハンドメイド品(おもちゃやアクセサリー等) | 成長して不要となり、出品するユーザーが多い。比較的短期間の使用となるため状態も良い。その分需要も高く、需給関係が合致している。 |
ブランド物 | ラルフローレン、ナイキ、ザラ、アディダス、シャネル、ヴィトン、グッチ、ノースフェイス等 | 服やアクセサリー、カバンや財布など、ノーブランドより、ブランド品のほうが高値で売れる。高価な新品より中古品を求める人も意外と多い。 |
本 | 小説、参考書、漫画、絵本、雑誌等 | 中古本を店舗で購入するより安値であることが多く、状態が良いものが多い。 中古本でも商品価値や品質はほぼ変わらないため、需要も高い。 |
価格の安い商品が売れるは当然ですが、出品するタイミングや商品性によっても需要が異なります。
需要の高い商品を売れやすい時期に出品し、上手に利益を上げられるとよいですね。
2) メルカリで出品してみよう! メルカリの始め方
続いては、メルカリの始め方・出品の手順を見ていきましょう。
メルカリの会員登録は、本人確認書類等は不要のため手軽に行うことができます。
登録から出品までの操作はとても簡単なので、この機会に出品してみてはいかがでしょうか。
それでは順を追って説明していきます。
PayPayアプリの登録手順

Step1:スマホで「メルカリ」アプリをダウンロード
まずはお手持ちのスマートフォンにメルカリのアプリをダウンロードしていきます。
iPhoneとAndroidとアプリは異なりますので、どちらか選択してください。
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Step2:プロフィール登録
アプリのダウンロードができたら、プロフィール登録を行っていきます。

「スマホでかんたフリマアプリ」というトップ画面から下部の「次へ」をタップし、「さあ、はじめよう!」をタップします。
①登録したいアカウントの選択 登録したいアカウントを選択します。(以下3つの中から1つ) ・Facebookで登録 ・Googleで登録 ・メールアドレスで登録 ここでは「メールアドレスで登録」を選択します。 | ![]() |
②会員登録 下記の登録情報を入力します。 ・メールアドレス ・パスワード ・ニックネーム ・性別(任意) ・招待コード(お持ちの方のみ) 画面下部の利用規約を確認しましょう。 | ![]() |
③携帯電話番号の確認 続いて、携帯電話番号の登録をします。 携帯電話の番号は、本人確認のためSMS認証や不正使用防止のために利用します。 赤枠内に携帯番号を入力し、「次へ」をタップします。 番号確認画面に変わるので、誤りが無ければ「送る」をタップします。 | ![]() |
④電話番号認証 以下のように携帯電話にSMSで認証番号の通知が届きます。 通知された4桁の認証番号を入力し、「認証して完了」をタップします。 | ![]() |
これで登録は完了です。
「マイページ>個人情報設定>プロフィール」のメニューから、任意で自身のアイコン画像や自己紹介文を登録することもできます。
Step3:出品する商品の情報を入力・登録する
会員登録が完了したら、さっそく出品してみましょう。
①下部メニューから「出品」を選択 画面下部のメニューバーから「出品」を選択します。 出品へのショートカットが出てくるので、ここでは「写真を撮る」を選択します。 ※他にもアルバムに保存した写真を選んだり、本やコスメ等は直接商品のバーコードを読み取り出品することも可能です。 | ![]() |
②商品の撮影 カメラが起動するので、商品を撮影していきましょう。 撮影した写真は、撮った順番に下のアイコンに表示されます。 画像は最大10枚まで保存されます。 | ![]() |
③商品情報の入力 撮影が終わったら、商品情報を入力していきましょう。 商品を撮影すると、自動で商品情報(商品名とカテゴリー)が入力される場合があります。 以下の商品情報を入力していきます。 ・商品名(40文字まで) ・商品の紹介文(1000文字以内) ・カテゴリー ・ブランド(任意) ・商品の状態(6つから選択) | ![]() |
④配送の設定 商品情報を入力したら、その下の「配送について」を入力していきましょう。 配送については、以下の項目を選択していきます。 ・配送料の負担(送料込みor着払い) ・配送方法(らくらくメルカリ便orゆうゆうメルカリ便orたのメル便の中から選択) ・配送元の地域(該当の都道府県) ・配送までの日数(1~2日or 2~3日or 4~7日のいずれかを選択) | ![]() |
⑤販売価格の入力 続いて販売価格を入力していきましょう。 販売価格は直接数字を入力します。 300円から9,999,999円まで設定できます。 ※販売価格を設定後、自動で販売手数料(販売価格の10%)が付記されます。 | ![]() |
⑥登録完了! 最後に「出品する」をタップして、出品は完了です。 | ![]() |
Step4:梱包と発送
商品が売れたら、商品の梱包と発送をしていきます。
梱包例はメルカリの公式サイトに掲載されているので、梱包方法がわからない方は参考にしてみるとよいでしょう。
参考:メルカリの商品梱包例(※画像をクリックすると、該当ページに遷移します)
商品に応じて梱包方法も異なります。
梱包ができたら、発送手配をしていきましょう。
①配送方法の選択 出品時に選択した配送方法(らくらくメルカリ便orゆうゆうメルカリ便orたのメル便)にて発送していきます。 ここでは、らくらくメルカリ便を利用して発送していきましょう。 | ![]() |
②発送(集荷)場所の選択 らくらくメルカリ便は、コンビニ・宅配便ロッカーから発送、ヤマト営業所へ持ち込み、自宅の集荷のいずれかの方法で発送します。 ここでは、「コンビニから発送」を選択します。 らくらくメルカリ便のコンビニ発送は、「ファミリーマート」か「セブンイレブン」となります。 今回は、「ファミリーマート」を選択します。 | ![]() |
③梱包のサイズ選択 続いて、梱包のサイズを選択します。 サイズはプルダウン(ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便)で該当サイズを選択してください。 | ![]() |
④QRコードの生成 サイズを選択したら、品名や発送元を確認し良ければ、下部の「配送用のQRコードを表示する」をタップします。 すると、以下のようにQRコードが生成されます。 ![]() | ![]() |
⑤コンビニ(ファミリーマート)で、配送手続き ファミリーマートに行き、「Famiポート」という緑色の専用端末から操作します。 トップのメニュー画面>配送サービス>ヤマト運輸(メルカリ便) Famiポートのバーコード読み取り部分に、メルカリアプリのQRコードをかざします。 読み取りが完了すると、レシート部分から伝票が出力されるので、その伝票と荷物をレジへ持っていきます。 レジにて伝票を入れる袋(荷物に貼り付けるための)をもらい、荷物に貼り付け伝票を入れます。 店員にその荷物を預け、発送手配は完了です。 | ![]() |
3) メルカリで商品が売れやすくなるコツ
「メルカリで商品を出品したものの、なかなか売れない」とお悩みの方も少なくありません。
同じ商品でも、商品の見せ方やちょっとした工夫で、売れなかった商品が売れることもあります。
ここでは、メルカリで商品が売れやすくなる方法について解説していきます。
コツを掴んで、上手にメルカリを活用しましょう。

「写真」がとっても重要!1~5枚目までフル活用を
商品選びの一番の決め手となるのが「写真」です。
10枚まで掲載するこができるため、いろんなアングルで5枚以上撮影することをおすすめします。
まず一番重要となるのが1枚目の写真です。
購入者が欲しい商品を検索し、一覧として掲載されるのは1枚目の写真です。1枚目の写真が目に留まれば、2枚目以降や商品詳細についても見てもらえるでしょう。
よって1枚目の写真には商品の全体像や商品本体が明確に伝わるような写真にしましょう。
2枚目~4枚目は、正面からだけではなく、横や裏側、アップにする等アングルを変えて、購入者が気になるような箇所の写真を載せるようにします。
5枚目以降は、傷や汚れた箇所等がある場合それらの掲載用に利用します。
このような写真は、1枚目~2枚目に載せてしまうと、それ以降の写真や商品説明に目を通してもらえなくなる可能性もあるため、なるべく後に掲載するのがよいでしょう。
写真撮影する際は、背景や明るさにも気をつかい、購買意欲が高まるような美しい写真を撮るよう意識してください。
商品紹介は、丁寧・かつ正直に
商品紹介は、詳細まで丁寧に正直に記載しましょう。
購入者が気になる、使用感や使用回数、使用期間や保管期間、付属品や動作確認等は必ず記載してください。
買ってもらいたいがために、良いことばかりを並べるのではなく、傷や汚れ等の不良な点も正直に伝えておきましょう。相手方に信頼できる出品者だと伝わり、後々返品やクレームといったトラブル回避にもなります。
ただしその際は、以下のようにフォローを入れてください。
例として、
- ~小さな汚れなので気にならないと思います。
- ~使用感はありますが、支障なくお使いいただけると思います。
等です。
ネガティブな印象で終わらせないよう、その後にちゃんとフォローを入れポジティブな文面になるよう工夫しましょう。
また納期や梱包方法についても詳しく記載するとよいでしょう。
メルカリユーザーには「至急必要になった」という方が意外と多く、納期が早いほど商品価値が上がります。メルカリで設定できる最短納期は「1~2日に発送」ですが、中には「注文後24時間以内に発送します」とアピールする出品者もおり、需要を集めています。
梱包方法については、あらかじめどのように梱包をするのか伝えることで、購入者に安心感を与えるでしょう。
高価な商品や壊れやすい商品であればなおさら、梱包に気をつかい、事前に梱包方法を伝え購入者の同意を得ておくとよいですね。
価格は、相場同等か少し上から始めてみる
販売価格は、相場を確認しそれより2~3割ほど高めから出品してみましょう。
購入検討しているユーザーから値下げ交渉があることも想定して、少し高めの設定でもよいでしょう。
他の出品者の動向も意識しつつ、売れないようであれば徐々に値下げしていけばよいと思います。
価格設定は、2,000円→1,980円にするように、末尾を980円や88円にすることで、お得感が増し購買意欲が高まる傾向があります。金額的にはさほど値引いていませんが、パッと見て価格の印象に大きく差が出るはずです。
またセット売りやまとめ売りでお得感を出すのもよい方法です。
洗い替えや紛失しやすいもの等、2つあると便利なもの、いろいろな種類を集めている方など、一定数需要があるでしょう。一つにまとめて発送することで、梱包や発送の手間、送料の負担も減るため出品者にとってもメリットがあります。
送料はこちらで負担する
送料の負担は、出品者か購入者かどちらかになりますが、出品者が負担することをおすすめします。
「着払い(購入者負担)」を設定すると、購入希望者は送料がいくらかかるかわからないため売れづらくなる可能性が高いのです。
ほとんどの購入者はあらかじめ予算を決めて商品を選びますが、表示価格以外に送料が入ると、支出総額が明確ではありません。
購入者は、商品到着時に支払いやサイン等の手間がかかることもあり、欲しい商品でも「着払い」ならやめておこうと思う方も少なくありません。
また購入者が、着払いという認識がなかったり、着払いでも想定以上に送料がかかり、受取拒否をしたりトラブルやクレームになることも考えられます。
ちなみに、匿名配送や全国一律料金の「らくらくメルカリ便」では着払いの発送はできません。
以上のように、着払いはデメリットとなることが多く、メルカリの出品者のほとんどは送料込みで販売価格を設定しています。
4)メルカリで出品するときの注意点
ここまでメルカリの概要やメリット、出品方法などお伝えしてきました。
メルカリは、出品者・購入者と両者にメリットのあるサービスですが、メルカリを利用するにあたって注意すべき点もあります。安心に安全に取引を行うため、把握しておくべき事項です。
ここでは、その注意点として3つあげ、順に説明していきます。

メルカリの「禁止事項」は事前にしっかり確認しておこう
メルカリには、禁止されている出品物や、禁止されている行為があります。
出品前にしっかり確認しておきましょう。
まずは「禁止されている出品物」の一部です。
・偽ブランド品、正規品と確証のないもの(知的財産を侵害するもの)
・使用済みの下着、体操服、制服等(青少年保護・育成および衛生上の観点より)
・危険物や安全性に問題があるもの(花火、火薬、灯油、ガソリン、毒物、使用期限切れの化粧品類、開封済みの衛生用品等)
・医薬品、医療機器(医薬部外品や一般医療機器と表記のある商品は出品可)
・チケット類(転売目的で得たもの、記名式チケットなど個人情報の登録があるもの等)
続いて「禁止されている行為」の一部です。
・メルカリで用意された以外の決済方法で取引すること(直接銀行口座へ振込み、現金書留や手渡し、代金引換、交換等)
・商品の宛先を郵便局や営業所留めにすること
・出品者が到着前に受取評価を促したり、購入者が支払いをする前に発送を促すこと
※メルカリでは、購入代金はいったん事務局にプールされる仮払い方式で、売り手・買い手の双方が取引完了後に評価を入力すると支払われる仕組みになっています。(エスクロー決済システム)
・法令上許可・届出・免許等が必要な商品について、許可・届出・免許等なく当該商品を出品すること
・販売を目的とせず出品すること(売切れの商品や手元にない商品を出品、募金やメッセージを投稿する等)
・勧誘活動や迷惑行為、違法行為
上記は一部なので、他にも禁止出品物や禁止行為が定められています。
詳細は公式サイトや公式アプリに掲載されています。
なおメルカリ事務局にて、違反が確認された場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限となる場合があります。
ルールを守って正しく利用しましょう。
キャンセル・返品のケースもある
メルカリでは、原則としてキャンセルや返品となるケースは極めて少ないですが、全く無いわけではありません。
例えば、届いた商品に、事前に説明が無かった傷や汚れがあったり、動作しない、色が異なる等、明らかに不備がある場合はキャンセルや返品の対象となります。
ただし、購入者の自己都合(イメージと違う、不要になった、サイズが合わない等)でのキャンセル・返品は受け付けられないのが一般的です。
キャンセル・返品を防ぐには、出品者が商品をしっかり検品することが大切です。検品とは、商品をくまなくチェックすることで、傷や汚れ、破損、動作確認の有無等しっかり確認することです。
商品の状況が購入希望者に伝わっているのかどうか、不安があれば個別に取引メッセージ(コメント)を送りやり取りを行ってください。
利用者同士のトラブルに発展した場合は、冷静な対応とコメントを
メルカリは誰でも手軽に始められるメリットがありますが、ネット上の顔の見えない相手との取引となるため、トラブルが生じる可能性も考えられます。
例えば、「商品が届かない」「不良品だった」「こちらに非がないのにクレームになった」「商品が戻ってきた」等です。
通常このようなトラブルが発生したら、当事者間で話し合い、取引のキャンセルや返品は双方の合意が必要となります。しかし、話し合いが上手く進まず、解決が難しい場合はメルカリの事務局に仲介してもらうよう依頼します。
メルカリの事務局は、トラブルの経緯を双方から聞き、これまでの取引メッセージのやりとりを参考にしながら公平に判断します。
そのため、目に見える証拠として、取引メッセージやコメントの内容は重要です。
理不尽な扱いを受けたり、誠意のない対応を受けたとしても、取引相手に不満や怒りをぶつけるのではなく、毅然とした態度で事実を主張し、冷静に自身の正当性を伝えましょう。
決して感情的になって、暴言を吐いたり侮辱するようなことは避けるべきです。
そのような行為は自身の評価を下げ、ペナルティを課せられる恐れもあります。
トラブルが生じた場合は、迅速で冷静な対応と、解決しようする姿勢を心がけましょう。
まとめ)メルカリをルールやマナーを守り、賢く活用しましょう!

メルカリはスマホ一つで、どこでも誰でも手軽に簡単に売り買いできる、便利なサービスです。
売れた時のみ手数料は発生しますが、それ以外はほぼ費用は発生しません。
独自の発送サービスや決済方法を設け、利便性の高い、安心安全な取引を提供しています。
出品時にも手数料はかからないため、もし家に不用な物があれば、この機会に出品してみてはいかがでしょうか。
出品するタイミングや売れやすくするための工夫、取引する相手を気遣う気持ちも大切です。
顔の見えない相手だからこそ、ルールやマナーをしっかり守り、お互い気持ちよく取引を行えるよう努めましょう。