1これまでの私
社会人になってからも、親のすねをかじっていた。
もともとは、お金にかなりルーズな方でしたね。
特に社会人になってからは、欲しいものにかかるお金がお給料を上回ることが多くて。
あるとき、「もうどうやってもお金が足りなくなる!」と思って、母親に「ちょっとお金を貸してくれない?」とお願いをしました。
もちろん次の給料日になったら返す予定だったんですけど、いざ口座に給料が振り込まれたら、「するっ」と使ってしまうんですよね。──で、月末になるとまた足りなくなって、「今度の給料入ったら返すから」と言って、また親からお金を借りました。
そんなやりとりが4ヶ月続いて、さすがにそろそろヤバいかなと思っていたところ、父親から電話がかかってきて。
別に怒られはしなかったんです。ただただ、冷静に、「お金とはどういうものか」ということをこんこんと説明されました。
電話を切った後、一言も小言や説教は言われてなかったことに気付いて、逆にはっとさせられました。──同時に、いかに自分がダメ人間かを痛感して笑。
それを機に、「お金は収入で得た範囲で、ちゃんとやりくりしよう」と意識するようになりました。
2現在の私
結婚・出産を機に、「将来のお金」を真剣に考えだした。
結婚してからは、主に旦那がお金の管理をしてくれています。住宅費も寮なので、家賃もかなり安く済んでます(月7万円)。
とは言っても、現在の資産はおおよそ100万円ほど。──何かあったときのことを思うと、ちょっと心もとないですね。
お金のことで工夫していることはあまりありませんが、預金は少しでも金利のいいネットバンクへ預けています。
あと、最近つみたてNISAで投資信託の積み立てを始めました。手数料があまりかからないからということで、ネット証券でやっています。
「つみたてNISA」とは
つみたてNISAとは、少額からの投資で資産形成を行う方々を支援するために創設された非課税制度です。
最長20年間において、投資で得られた利益が非課税となります(投資金額は毎年40万円まで)。
つみたてNISAの対象商品は、長期・積立・分散投資に適した投資信託とETF(上場株式投資信託)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みになっています。
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「ネット証券」とは
インターネット上で投資に関わる取引ができる証券会社のこと。
株式、投資信託、債券など金融商品の選択や取引等のサービスをネット上で受けられます。
従来の「店舗型」の証券サービスよりも手数料が安く、来店や電話問い合わせをせずに自宅でのネットで完結できるというメリットがあります。
それから、水道光熱費や食費などの生活費はクレジットカードで支払ってポイントをコツコツ貯めたり、スマホで家計簿をつけてこまめにチェックするようにしています。
あとは、3年後にマイカーを購入予定(予算200万円)でして、その為の貯金も始めたところです。
お金で失敗したことは──、あります苦笑。
数年前、ちょうど話題になっていた投資信託のアクティブファンドを購入し、順調に価格が上がっていって。
「なんだ、投資信託ってこんなに簡単なんだ」
そう思ってしばらく放置していて、気づいたらめちゃくちゃ損していたことがありました。
その時は、銀行の人に勧められるがままにやっていました。感覚としては、「金利の良い貯金」くらいにしか思っていなかったですね。
自分のお金なのだから、しっかり管理すること。そして、投資はしっかり勉強して行う必要があること。それらを、身をもって学びました。
3これからの方針について
できたら、悠々自適な老後を過ごしたい
社会人になって、それから結婚して、子供もできて──。
お金に対する考え方は、大分しっかりしてきたと思いますが、同世代の人から見ると、私はまだまだルーズ&不勉強なんでしょう。
これから目指していきたいことは、子供がやりたいことを金銭的な問題であきらめるようなことがないようにしたいですね。現在子供は2歳。できたらもう一人欲しいんですが、2人分の子供の養育費と教育費をまかなっていけるかはちょっと不安です。
それと、できれば最低限お金に困らない、悠々自適な老後を過ごしたいですね。
今の貯金と旦那の退職金(推定1,000万円)、それから年金があればなんとかなりそうかな──、と思っていますが、慢心は危険ですので、株や投資信託をちゃんと勉強しようと考えています。