1これまでの私
人生で一番金回りが良かったのは、20代の頃。
お金のできごとで印象に残っているのは私が24~32歳の頃です。
当時は起業した兄の元で働いていて、そのころが人生で一番金回りが良かったです。
この頃の年収は1,000万円程でした。同年代の友人と比べると2~3倍の収入がありました。
また、当時は祖母が生きていたので、市営団地の家賃は毎月2,000円未満。駐車場代・光熱費・通信費等すべてを合わせても毎月3万円に満たないぐらいでした。
車は現金購入していたのでローンはないですし、普通に生活していても毎月20万円ぐらい貯蓄に回せていました。
32歳の時に兄の会社が倒産し、収入は激減しました。
──まさに、激動の時期でした。今考えれば、会社の将来性はそれ程安泰ではないことは気付けていたはずです。ですが、当時の私はまったくそんなことは考えもしていませんでした。
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収入が減っても私の金遣いの荒さが急に変わることはなく、貯蓄はあっという間になくなってしまいました。
さすがに「これではまずい」と節約を意識して生活するようになってもう20年近く経ちました。その習慣がようやく身に付き、今は意識せずとも節約志向の強い生活を送れるようになっています。
2現在の私
節約術を磨いて。
お金のことで意識していることは、色々あります。
まず、生活費のコストを下げるため、「覆面調査」をよくやっています。
飲食店やガソリンスタンド等のお店に行ってお客様として利用し、「覆面調査サイト」から指定されている行動や質問をし、その結果をレポートして報酬を得ています。
ただし、調査費用と報酬がほぼ相殺となってしまうため、まず儲けにはなりません。
まあ、その分給与以外の収入になることもないので、気軽に利用しています。
最近(2021年4月現在)はコロナ禍で控えていますが、それまではほぼ毎週末に外食をしていました。
大体一回当たりの外食費は5千円~1万円ぐらいかかりますが、覆面調査の報酬でほとんどカバーできるため実費は千円以下になります。
毎月のガソリン代もほとんどペイ出来ており、ほとんどかかっていません。
これが私の節約術ですね。
逆に良くないと思っているのは、無駄に現金が多いという点です。
投資に回すとすぐに現金化出来ないというデメリットがありますし、それを嫌ってイマイチ投資にお金を注ぐ気にはなれないんです。
今は一応国債に投資していますが、あくまで郵便局での普通貯金額をオーバーしそうだったから投資に回してみただけです。
それ以降もオーバーしそうになる度に、定期預金に回しています。
参考:晃司さんの投資内容
- 国債(10年):100万円 年間運用益0.06%程度
投資に必死にならなくともお金は貯まっていきますし、そこまで必死に投資する気になれないんですよね。
お金はある程度あるけど、増やし方がわからない、そんな感じです。ですが、そういう人は結構多いのではないでしょうか。
3これからの方針について
投資はギャンブルの一環?
私の住んでいる地域(和歌山)は、南海大震災が来れば恐らく津波に襲われるであろう危険区域です。
私が死ぬまでにこの災害は起きると思っていますし、もし起きれば家屋等は無に帰すでしょう。
ですので、持ち家などの不動産はあまり当てに出来ないと思っています。
資産を増やしていくためには、株式や債券の運用が良いのでしょう。
しかし理解はしていても、投資は「ギャンブルの一環」という意識がぬぐえません。成功すれば増えるし、失敗すれば減る。これが、私の心にブレーキを掛けているんですよね。
もう少し私に専門的な知識があれば、もしくは信頼出来る第三者からのアドバイスがあれば、投資にも前向きになれて、今の資産を有効活用することが出来そうだと思っています。