1これまでの私
奨学金の返済に苦労して。
お金に関することで一番印象に残っているのは、日本学生支援機構の奨学金を借りたことです。
大学の教育費用として月額8万円を4年間借りたのですが、利用した奨学金は「第二種」といって利子のあるプランでした。
総返済額はなんと約450万円。──大きい金額ですよね。
結婚するとき、妻から「実は私も…」と同じ奨学金を利用していたことを打ち明けられ、20代の頃はその返済の負担がかなり大きかったです。なんせ、二人合わせての総返済額は1,000万円ちかくにもなりましたから。
あと数年で返済完了となるのですが、妻とは「(こんなに返済が大変になるんだったら、)もっと学生時代に頑張っていれば良かったね」とよく話したものです。
まあ、お金に苦しくて、気持ちまで苦しくなっては「幸せ」も逃げてしまいます。
妻とお金の話をする際はなるべくピリピリしないよう、「大丈夫、なんとかなるさ」的なノリで話すようにしています。
2現在の私
副業と投資を始めて。
少し前から、お金を増やしていく為に副業と投資を始めました。
その際に、リスクは徹底的に避けるようにしています。
例えば、副業については在庫を抱えるようなビジネスではなくクラウドソーシングのようなPCでできるようなビジネスを選んでいます。行っているのは、専門記事のライティング業務。
1記事約数千円の案件を月に10件程手掛けています。毎月数万の売上になりますが、原価は一切かかりません。まあ、私の時間(人件費)はかかりますけどね。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて仕事の発注者(クライアント)が、不特定多数の人から受注者(ワーカー)を募り、仕事を依頼する仕組みのことをいいます。
クライアントとワーカーは、オンラインで仕事の受発注を仲介する「クラウドソーシングサイト」を利用して仕事を進めるのが一般的です。
ワーカーはPCまたはスマホがあればいつでも・どこでも仕事ができ、またクラウドソーシングの運営会社の方で契約や支払い手続きを代行してくれるので、面倒な手続きなく案件を進めることができます。
あわせて読みたい
-
- クラウドソーシングでの上手な稼ぎ方は?初心者が副業で稼ぐ具体的な方法
- 1)そもそも、クラウドソーシングとはどんなもの?主なお仕事内容は? クラウドソーシングとは、インターネットを通じて仕事の発注者(クライアント)が、不特定多数の人から受注者(...
それ以外にも、クレジットカードは年会費がかからず、かつポイント活用をする場合は年会費のかからないカードを選んでいます。こういった心がけを意識して、大きな損を回避しつつ、小さな得をあつめるようにしています。
一番失敗したのは株式投資です。
これまでの経験から、株式における似通った分野の銘柄は「値上がりが同時期に発生しやすい」ことを学びました。
もちろん、それは値下がりについても同じことが言えます。
以前まで私はそのことを知らずに、複数の電気電子系の銘柄が良い感じで値上がりしているのを見て、「これらの銘柄は今後も増えていきそうだ!」と購入に踏み切りました。
参考:hirominさんの保有する株式銘柄
- 日東電工株式会社100株(運用額約60万円)
- 古河電気工業株式会社100株(運用額約30万円)
- 安川電機株式会社100株(運用額約40万円)
ですが、その後それら銘柄の株価はじわりじわりと下がって、昨年あたりからかなり勢いよく下がってしまって──。「もしかしたらまた上がり続けるかもしれない」というあてもない期待から、手放せずに現在に至ります。
似たような分野の株式を選ぶべきではなかった、損切額を決めておくべきだったという反省点が残りましたね。
3これからの方針について
今後、支出はどんどん増える。株式の資産比率を80%以上にする!
来月、第一子が誕生し、私たち家族は3人になる予定です。
出来たら子供はもう一人欲しいですね。
それから、妻と「3年後にはマンションを購入したいね」と話しています。購入金額の目安は、3,000万円。
つまり、これから支出がどんどん増えていきます。
そのためには、収入をもっと増やしていかないと。色々考えなくてはいけないことは沢山あります。
まずは、将来「投資」をもっと頑張っていきたいですね。
具体的には、資産の8割以上を株式で形成し、トータル2,000万円以上の収益を達成したいと考えています。
現在はリスクを避けてベースになる資産を形成し、その後はこれまでの失敗を踏まえて、特定の分野の株式ばかりを購入しない、損切額を決めておくという2点をしっかり守って運用していければと。
また、株式一本ではリスクの幅が大きいですので、保険や債券もミックスしてバランスの良いポートフォリオで運用を進めていきたいと考えています。
焦らず、一歩一歩着実に、進んでいきたいですね。